社長妻Tさん
埼玉で卸業をしている会社の社長妻です。結婚の半年ほど前に入社し、事務全般に加えて、軽作業なども行っています。会社は、夫と夫の両親、私と従業員を含め6名ほどの小さな家族経営の会社です。1年ほどフルタイムのパートとして勤めた後、今は正社員として働いています。
心がボロボロで助けがほしい。変わりたいと思っていたので、個別相談に申し込んでみました。ホームページにある「社長妻という生き方を応援します」という文字を見たときに、認められたような、何ともいえない気持ちになったからです。
個別相談で、左紀さんと初めてお話しした時、私に「大丈夫」と言ってくれました。あの時の私にはすごく心強かったです。背中を押してくれて、よかったと思っています。
それから、HPでいろいろな方の感想を読んで、悩んでいるのは自分だけではないと思えました。この講座には、私が抱えている悩みの答えや、解決策がきっとある!と直感で受講を決めました。
受講前は、会社での立ち位置が分からず戸惑ってばかりだったし、仕事中に夫がピリついている感じにも、どう対応していいのか分からなかったです。職場でも家庭でも、一緒にいることで仕事モードがなかなか抜けず、家で仕事の話をすることもあるので、ONとOFFがうまく切り替えできなかったです。
家族経営なので、義理両親とも長い時間一緒にいることのストレスがありました。ただ一緒の空間にいるだけで、気力がどこかに吸い取られるような、身体も心も家に帰るとズドーンと疲れが出て、一緒に居ることがきつかったです。
特に義理母との関係性が一番ネックでした。仕事中にプライベートな話を聞いてきたり、そのことを自分の娘(私にとっては義理の姉や妹)に話してしまったりするデリカシーのなさ。仕事に対する熱意も見られない義理母でしたので、私とは正反対でした。嫌だと思うことが次から次に出てくる状態で、とにかく話もしたくない!という感じでした。
夫の母親なのに、そんな風に思ってしまう自分も、嫌でたまりませんでした。しかし、夫に相談はできないし、どうすればいいの?って感じでした。この先もずっとこのままなんて、耐えられない!このままじゃダメだと思っていました。
自分の立ち位置を明確にして、自分が会社にいる意義や、目的をきちんと持って仕事に取り組みたい!社長である夫と、会社と家庭での接し方を自分なりに分けることができるようになって、仕事を一緒にしていてもラブラブでいたい!
義理母とは、お互いの欠点を補い合い、円滑に仕事が進めるように協力できる関係性を築きたい!そして、自分の人生を楽しみたい!社長妻でよかったと思えるようになりたいと強く思うようになりました。
講座を受けてみると、仕事のことで夫と言い争ったり、意見がぶつかって険悪なムードになることが減りました。
また、パートさんに頼られるようにもなってきました。仕事のやり方や進め方について、相談してくれたり、意見を言ってくれるようになったのです。
また、嫌いになる一歩手前だった社員さんとも、いい関係性を築けるようになりました。やりたいと思っていることを先延ばしにせず、やっていける「行動力」も手に入れられました。
そして何より…。自分の「社長妻という立場に誇りを持てた」し、「いいじゃん!」と思えるようになったのです。
これだけでもすごい変化だと思っていますが、一番の変化は、あんなに話したくない!と思っていた義理の母と、日常的に会話をするようになったことです。会話をするなんて、奇跡的…(笑)。
義理の母と会話をするようになってから、仕事も円滑むようになっているし、関係性がグンッとよくなったと日々実感しています。コミュニケーションの大切さを身をもって知りました。正直に言うと初めは、義理の母と良好な関係をつくることは、あきらめていました。改善もできないと思っていました。ですので、まさかこんなふうに変われるとは思ってもいませんでした。
もともと夫は、この講座を受けることに対して消極的でした。「次にこういった講座を受ける時は、勝手に受けると決めないで」とも言われていました。
そんな夫から「次の講座も受けるの?(受けてもいいよという意味で)」と言われました!夫から見ても、私が変わっていることが感じられ、頑張っていることを認めてくれたのです。これは、ものすごく嬉しかったです。
受講前を振り返ってみると、あの頃のまま何も変わろうとせず、誰かのせい、何かのせいにして、誰とも分かり合おうとせずにいたら、夫とも関係が悪くなって社長妻を辞めていたかもしれません。
実際に心がパンク寸前の頃、夫に悩みや愚痴を言えずに溜め込みすぎたのか、料理をしている時など、訳もなく涙が出たりすることがありました。その状態の時に、夫から「仕事を辞めてもいい」と言われてしまったことがありました。あの時そのまま辞めていたら、今のように成長するチャンスを逃していたわけですから、そう思うと怖いです。
以前、友人に社長妻の悩みを話してみたことがありました。でも、ただ愚痴を聞いてもらうだけになってしまい、何も解決しませんでした。けれど、この講座は、受講生同士もお互いに高めあって、理想の自分に近づけるように努力できたて、良かったです。
左紀さんは、ご自身も社長妻という立場にあることで、社長妻にしか分からないことを共感してくれました。また、自分の悩みにピンポイントで答えをくれるなぁと、個別相談で話してみて思いました。なんだろう・・・。左紀さんと話すと、元気が出てハッピーになります♡
あと、講座と講座の合間に、何回もチャットワークで相談に乗ってくれて、すごく助かりました。相談できる人が居ると思うと、もう少しがんばってみようかなとか、自己流でやらずに相談してからやってみようかなとか、この時こんな対応ができたと伝えたいな、などと前向きに考えることができました。
グループ講座では、一人一人の着眼点が違っていて面白いと思ったし、自分だけの視点では気づかないことを気づかせてくれました。次に皆に会う時に、こんなことができたと話せる仲間がいることで、講座で学んだことを日常で自然と振り返って実践していたように思います。皆ががんばっているから、自分もがんばろうと思えました。ZOOMでの講座は、話し出すタイミングなど難しい所もありましたが、ZOOMだったからこそ全国の方と一緒に学べたという価値は、大きかったと思いました。
講座の内容は、ほとんど全部が印象的でした。中でも「社長妻の5つの基本姿勢」です。まずは自分の姿勢、考え方を変えることを徹底することの大切さを知りました。5つの基本姿勢を実践することで、自分の心が軽くなったり、ストレスが減るとは思っていなかったのでびっくりしました。特に、〇〇〇〇は、本当に常に頭にとどめておきたいし、これだけで普段のストレスがぐんと減りました。他の基本姿勢についても、忘れてしまわないよう、振り返りの時間を作って、元に戻らないようにしています。
それから、「社長や社員に対する〇〇〇〇リスト」です。自分が何かをする、努力することなどは考えたことがありましたが、〇〇〇〇な事を考えたのは初めてでした。〇〇〇〇!と決めてしまうことで、いちいち悩んだり、同じ悩みをグルグル考えたりする必要がなくなりました。
次に「〇〇〇〇〇〇をやるワーク」です。最初は、何のためにやるんだろう?とこのワークの意味が正直わかりませんでした。私はずっとやってみたかった陶芸を、夫と一緒に体験してきたのですが、体験する前は、宿題だからやらなければいけないと思っていたけど、体験した後は、爽快!でした。
実は、取り組む内容を陶芸にして発表したことを当初は後悔していました。自分自身の性格上、プライベートで行ったことや、何かの感想を誰かと共有することが好きではないので、「こうだった」と言わなければならないことに少し抵抗感があったからです。しかし、体験した後はそんなこと思う間もなかったし、むしろ共有したい!という気持ちの変化が出てきて、自分でもびっくりしました。
このワークを通して、やらない理由を考えて先延ばしにするよりも、自分がワクワクしてやりたいな、と思っていることに対して、やってみよう!と前向きに行動できるようになりました。
この講座は、私と同じように社長妻としての立ち位置がわからず戸惑っている方や、周りに同じ立場の人が居なくて、相談する場所や人がいない方におすすめです。私は、この講座のお蔭で救われたから「あなたにとってもそのきっかけになれれば嬉しい。私もそうだったよ。大丈夫。」など、寄り添って伝えたいです。
今後も講座で学んだことを、折に触れて振り返り、継続していきたいと思います。
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