社長妻Sさん|誰にも相談できないまま10年以上過ごしてきました

ライフキャリアデザイン講座を受講|社長妻Sさん

 

広島で飲食業をしている会社の社長妻です。結婚とほぼ同時期に夫の独立・会社設立となりました。そのタイミングで、私は新卒で入社していた人材系の会社を辞めて、夫の会社に入りました。現在は、飲食店の現場、労務や経理、その他事務仕事全般を担当しています。結婚11年、入社10年です。第一子が1歳です。夫は男3兄弟の真ん中で、中間子の夫が社長となり、夫の兄と弟、母親も一緒に働いています。

 

社長妻の學校のライフキャリアデザイン講座に興味を持ったきっかけは、夫との人間関係、義兄弟や従業員との人間関係、すべてに自信が持てなくて、うまくいかないとずっと悩んでいたからです。  

さらに、夫と夫の兄弟たちの関係性も難しく、社長と従業員としてうまくいっていないと感じていました。自分 対 社長なら、自分が主体で動くことも可能ですが、社長と社長の兄弟たちとの関係性は自分が不用意に割り込むことができず、どうすればいいのか?わからない日々でした。自分が間に入って何かすべきなのかもしれないけれど…、かといってあまり深く関わるのも正直面倒だし、怖いという気持ちでした。

影響力を持てるほど自分に自信もなく、関わる勇気も持てず、でも「喧嘩してほしくない。」「良好な関係で、一緒に事業をしていってほしい。」そのためには「どうすれば、いいのだろう?」「義母も全然頼りにならない…。」「夫も義兄弟も、それぞれがちゃんと変わってくれればいいのに…。」と、こんな感じで相手に変わってもらうことばかりを求めたり、責任転嫁というか、人のせいに思う気持ちも正直ありました。

「やっぱり自分が動くしかないのかな…。」「だけど私はどう関わればいいのだろう?」「何をすればいいの?」と、悩みの内容が特殊すぎて、誰にも深く相談することができないまま、10年間も過ごしてきてしまいました。

そのような状況だったので、もしまた大きな喧嘩が起こったとき、この講座を受講してみれば、なにか解決につながるヒントがあるかもしれない、と思いました。受講せずにこのまま過ごせば、変化はゼロですが、受講してみれば些細な何かが変わるかもしれない、ヒントがあるかもしれない!と思い、受講を決めました。

以前読んだメルマガの中に「社長妻の椅子」という内容があり、当時の私にとってグッときました。掃除機をかけながら、ふっとその言葉を思い出したりもしました。見えない大きな力によって、もうそこへ座るように準備されているのだな…と。しかし、私はずっと抵抗していた。だけど、流れに逆らわずに座ってみる「覚悟」を持ちたいと思いました。 その後、個別相談会に申し込み、お話させていただく中で、受講を決めました!

 

受講前を思い返すと、夫と夫の兄弟の関係性は、喧嘩が多く、うまくいっていませんでした。それをなんとか互いに尊重し合えるような良好な関係になってほしいと思っていました。

また、私と夫との関係にも、悩んでいました。産後直後のしんどさや子育てと仕事の両立がうまくいかず、そのことを共有できないというか、気持ちが一つにならない煩わしさなどがありました。夫の暴言にも悩んでいました。

講座を受けたのは私であり、夫や義兄弟に直接的な刺激や変化があったわけではありません。ただ、やはり、自分自身が気付きを持てたり、視野が広がったりして学んだことの成果は大きかったです。

一番は、感謝する心を知って、その体現方法を学んだことです。「感謝すること」なんていうと、とても抽象的に思えて、宗教や単なるメンタルの話だなんて思われるかもしれませんが、「真の感謝する心」を学べて、それを体現できるようになった今、不思議と、受講していない夫や義兄弟にも何かしら派生するものがあると感じています。社長妻である私自身が心の持ち方や考え方や視点を変えることによって、それが夫に影響し、離れている義兄弟にも好影響を与えています。ハッキリ自覚したわけではありませんが、私の義兄弟への眼差し、言葉がけ、接する雰囲気が変わったからかな、と思います。 だからこそ、今までは会いたくなかった、なるべく接したくなかった義兄弟にも、会うのが怖くなくなりました。

もし受講していなかったら、すべてのことに感謝できず、人生で本当に大切なことに気づかず、、、自分も見失って、モヤモヤしながら生きていたと思います。もちろん、夫や義兄弟との関係も悪いままでしょうし、夫と兄弟たちとの喧嘩も相変わらず繰り返されていただろうなと思います。そして夫と兄弟が喧嘩するたびに、私はその環境から逃げたくなり、目を背けたくなり、夫とも言い合いになり、度々離婚を考えたりする毎日にだったと思います。

結婚したことを後悔することも、しょっちゅうでした。波があって、「このまま頑張れそう」という波と「やっぱり無理・・・」という波とが講座を受ける前は、周期的にやってきていました。 この講座を受講していなければ、その波に何度も直面して、同じ悩みやモヤモヤを抱えたまま、また人のせいにしたりして、毎日を繰り返すだけだったと思います。

 

今思うと、社長の奥さんというのは、特殊であり、特別な役割があって、社長妻という1つの職種であるという認識が、左紀さんに出会って、やっと他者と共有できたと感じています。それまでは、社長妻の独特な悩みを、真に共有したり、話し合ったりできることなんてありませんでした!

友人にも、少しは相談していたと思いますが、本当の深い部分までは言ったことがありません。言えませんでした。(ネガティブですが)どうせわかってもらえないし、余計な心配かけるし変に可哀相に、とか思われても嫌だし・・という感じで、立場が違うので相談という感じになりませんでした。

実際に、さわり程度を話したこともありますが「私だったらぜったい離婚するのに」「なんで離婚しないの?」とか、「家出してみたら?」とか「仕事は断固拒否するんだよ」とか、個人の意見の押し付けや同情ばかりで、その続きを相談しようという気持ちには到底なれませんでした。

ですが、左紀さんとのお話では、社長妻という特殊な専門職種の特徴、背景を前提として理解してくださり、それぞれの事情、生活パターンや業種の特徴などをふまえたうえで、本当に「個」に寄り添って工夫点や視野の広げ方をアドバイスしてくださいました。個人的な感情や、負のエネルギーを前面に出したご発言などが一切なかったことが、本当に有難かったです。私自身も、前向きに工夫しよう!となれました。常にお手本でした!

また、左紀さんは日々、社長妻の誰よりもご多忙で、たくさんの資料や文献を読み込んでおられるはずなのに、講座中、パッと「○○さんは、こうやって書いてましたよね~」「以前はこんなふうにおっしゃっていましたよね~」と、事前に書いたシートの内容や発言などを覚えておられたことや、個人の特色を常に正確に把握して、レスポンスされていたことには、驚きというか感動でした。ただただすごい・・・って。

それと、気持ちに寄り添いつつも、それだけではなく、常に具体的に行動のアドバイスを、即くださることも、感動でした。カウンセラーさんは、具体的なこと言う人少ないですよね?たぶん言っちゃいけないとかあると思うのですが、気持ちに寄り添って「そうだよね」と共感してくれるだけでした。それでも少し楽になりますが、、、。私が不妊治療のカウンセリングしか受けたことがないためかもしれません。                                     しかし、左紀さんは、常に具体的なアドバイスがセットになっていました。「どうすればいいのか?」「どんな工夫をすればいいのか?」「その起きた事実は、どう受け止めるのがいいのか?」など、悩んだときに相談しやすかったです。

そしてそれは、押し付けでもなく「私はこう思うよ」という意見を単に言うものでもなく、「○○さんの場合は、どうでしょうか?」と個人々の今の生活や状況に合わせて、一緒に考えたり、探してくれたりしました。だから自分にとっての最善策を見つけやすかったです。                   すべての悩みや相談に“正しいこと”や“大正解”はなくても、「最善を探して尽くすことはできますよね」とおっしゃっていたお言葉通り、一人ひとり、人生の最善策は違っていて、テキスト通り何かを教えて下さるというよりも、一緒に考えて下さるというスタンスがとても心強かったです。

 

グループ講座で自分以外の社長妻さんと一緒に学べたことも大きかったです。社長のことを尊敬するとか、言い返さない覚悟とか、ハッと気付く部分が沢山ありました。 それと身近には、社長夫人はいても、一緒に会社に入って仕事をしているという「社長妻」という立場の人はいないので、特殊で専門的な職種だという認識を共有できる同職種の社長妻さんたちの存在を知れて、本当に励まされることが多かったです。

講座の中で印象的だったのは【社長妻5つの基本姿勢】です。自分の心の持ちようというかメンタル面について、はっきり正確に強く自覚を持たせていただきました。これが本当に本当の意味で基本なのだなと、今でも改めて思います。この軸がないと、すべてがぶれていきます。日々、様々な困難やちょっとしたトラブルに遭遇しても、この基本姿勢に落とし込んで考えると、最善策を導き出すことができると思っています。

それと、時間の使い方や習慣についてのワークも、私にとって非常に大切なものとなりました。習慣は、業務面の作業も含まれますし、業務面以外では感謝ノートをつける習慣が身に付きました。この講座のおかげです。 時間の使い方や習慣は、業種や家族構成などによっても人それぞれ変わってくると思いますが、改めて自分自身について、一日の時間の使い方や日々の習慣を見つめなおす機会はなかったので、貴重な機会となりました。

この講座で考え直さなければ、きっと、大切な大切な1日24時間を、あまり執着せず、慌ただしく時間にのまれて過ごしてしまっていたと思います。毎朝、目が覚めて、朝が来て日常が送れることはとても有難い特別なことだったのに、このワークをやらなければ、絶対にそのことに気付けていなかったです。「忙しい」という単語をただ繰り返すのでなく、工夫しながら充実させて、24時間を過ごすということがどれほど大切なことなのか、そして自分の工夫点はどこなのか、このワークをきっかけに、おざなりにせずに考えることができるようになりました。本当にありがとうございます。

 

社長妻の學校のことは、社長妻に出会う機会があったら、そして社長妻であることに悩んだり苦しんだりしている人がいたら、ぜひ伝えたいです。夫婦で同じ会社や仕事をしている人にも、教えてあげたいです。離婚や別居を考えたりしている人にも、その前に一度だけ受けてみて、と言っちゃうと思います。(奥さんだけではなく、事業を継ぐお子さんたちにも、左紀さんの講座は知ってほしいです)。

料金的に受講を踏みとどまってしまう人がいると思います。気持ちはよくわかります。形のないものにまとまったお金を払うのって不安ですよね。ですが、結婚生活ってあと数年で完了するというものではなく、ずっと続きますよね…。私は、受講前の10年間と、これからの10年間で料金を割ってみたんです。そうすると、とってもリーズナブル!!たったこれだけで、これから先の10年が過去の10年と違った明るいものになるなら、やったほうが絶対いい!いやむしろプライスレス!と思って、決めたので、料金的に悩む人がいたらこんな感じでおすすめしちゃうかもです。

左紀さん、ありがとうございました!!!感謝です(´▽`*)