旧：プロフィール

ヒトの内面的な成長を見るのが大好きで、働き方や労務管理について興味を持ち、社労士やキャリアアドバイザー、メンタルヘルスなどについて学ぶ。

家族と一緒に働く経験から、家族×仕事の相乗効果と女性の職業を通した人生観に着目。
「士業の妻」という働き方を選択する女性の支援を開始。

職歴：金融機関、人材関係会社、会計事務所を経て、家族で営む士業事務所へ入社。

夫とその父母、弟とともに従事。自身は社会保険労務士。

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岩戸左紀のイロイロ

私が士業の妻を応援する理由

私が行政書士事務所で家族と一緒に働き始めたとき、
想像とはちょっぴり違う現実が待っていました。

家に帰りたくない、事務所に出社したくないという日もあり、
何度も熱が出で起き上がることができなくなったりすることもありました。

そんな私でしたが、数年経った今では、自分が思い描く充実した日々を送っています。

もし、私が自分の気持ちを押し殺して、指示されたことだけやってきていたなら、
今の自分はなかったと思います。

事実、初めのうちは何度も、家族がやっていることだし、波風立たずに済むのなら、
自分の気持ちや提案できるものは黙っておこう、その方がいいのだから…と思っていました。

ところが、その状態は、私らしくいることを諦めていることで、日に日に私は
何のためにここに居るのだろう？と思うようになりました。

さらに、このままでは家族や従業員さん、お客様たちに対して失礼なのでは
ないかと感じ始めました。

そして、とても辛くなりました。その時の私は、自分の居場所ややるべきこと
がわからなくなってしまっていたのです。

それから、事務所の方針に沿って皆の役に立ち、なおかつ、自分らしく家族と
幸せに働く方法を必死に探ってきた結果、ようやく現在の状態に至ることができました。

ここまでの道のりは、私だけでなく家族にとっても決して
楽な時期ではなかったと思います。時には、単なるわがままに
なっていたかもしれません。

しかし、今は自分らしくあることが本当の意味で家族や周りの
役にも立てるのだと感ることもでき、心から感謝を伝える
こともできます。この経験は、宝物です。

振り返ってみると、一番不安だったのが「自分の居場所や、
やるべきことがわからない」ことで、一番苦労をしたことは、
「どのようにして自分らしく在りながら、家族と向き合って
ワーク&ライフを送っていくか」ということだったのです。

しばしば「士業の妻としての自分を選んだ理由」に立ち戻って
考えることがありました。自分の心の持ちようが、その後や
今の自分を支える軸となっていることにも気が付きました。

ビジネススキルについては、色んな教材や学びの場があり、
選ぶこともできます。ところが、自分の人生に関するスキルアップの
素材は、自分の外にはありません。自分の想いだけが素材です。

そのため、他と比較しても効果がでにくいですし、一人で学ぼうと
思っても時間がかかってしまいます。

また、士業の妻の数だけ、その理由やワークとライフを築いていく
方法・道筋があります。
そしてそのストーリーこそ、他に変え難い家族の絆を育むものだと思います。

私は、一人でも多くの女性に「士業の妻としての生き方」に気づいて、
自分らしく在りながら、なおかつ、家族と一緒だからこそ味わうことが
できるワーク＆ライフの相乗効果を実感していただきたいと思い、
サポートを行っています。